結論:建設業許可が下りた翌日から会社を取り巻く現実が変わり、次の段取りを考えることが重要になりますこれまでの壁を乗り越えた先に見える新しい景色を、一緒に考えていきましょう。
この記事の結論
- 許可が下りた翌日から3つの現実が変わる
- 許可業者だからこそやるべき次の段取りがある
- 会社の未来の段取りを一緒に始められる
- 許可取得はゴールではなく次のスタート
これまでの連載で、500万円の壁、営業所技術者の壁、社会保険や事務所の要件など、たくさんのハードルについてお話ししてきました。週末の夜、それらの壁をすべて乗り越えて、念願の「建設業許可通知書」を手にしている自分の姿を、ちょっと想像してみてください。「これでやっと、胸を張ってデカい現場に行ける!」「元請けにビクビクしなくてすむぞ!」そんな達成感で満たされるのは間違いありませんでも実は、許可を取ることはゴールではなく、あなたの会社がここから大きく飛躍するための「スタートライン」なんです。今回は、許可を取ったその先に待っているリアルな変化と、次に目指すべきステップについてお話しします。
許可が下りた翌日から変わる「3つのリアル」
許可業者になると、それまでの一人親方時代や未許可業者時代とは、周りの環境が劇的に変わります。① 「500万円の呪縛」からの完全解放最大の変化はこれです。これまでは「この工事、材料費込みで550万になりそうだから、ウチじゃ受けられないな…」と泣く泣く断っていた美味しい案件を、これからは金額の上限なしで、堂々と丸ごと受注できるようになります。② 営業をしなくても「向こうから」声がかかる建設業許可を取ると、都道府県の「許可業者名簿」にあなたの会社が載ります。これを見た大手元請けやゼネコンの担当者から、「今度近くで現場があるんだけど、許可持ってるならウチの一次下請けとして入ってくれない?」と、直接スカウトの電話がかかってくるようになるケースが本当に多いんです。③ 職人の「採用」が圧倒的にラクになる「あの親方のところ、最近許可取ってちゃんとした会社になったらしいぞ」その噂は職人仲間の間ですぐに広がります。社会保険も完備され、法律を守っている「ちゃんとした会社」には、放っておいても腕の良い若い衆や、即戦力の職人が集まるようになります。
許可業者だからこそ、週末にやるべき「次の段取り」
売上も信用もケタ違いに上がりますが、その分、プロとしての「責任」も増えます。許可を取った後に会社をさらに安定させるために、親方が次にやるべきことは以下の3つです。1. 毎年の「決算変更届(事業年度終了報告書)」を忘れない 建設業許可は、取ったら終わりではありません。毎年、決算が終わってから4ヶ月以内に「今年はこんな工事をしました」という報告書を役所に提出する義務があります。これをサボると、5年後の更新ができなくなってしまいます。2. 「5年の更新」へのカウントダウン 許可の有効期限は5年間です。5年後、またスムーズに更新できるように、日頃から領収書や請求書の整理、営業所技術者の常勤証明(社保の標準報酬月額通知書など)をしっかり保管しておく「癖」をつけましょう。3. さらに上の「経営審査(経審)」を目指すのもアリ 「ゆくゆくは、役所や県が発注する公共工事を直接元請けとして受注したい!」という夢があるなら、許可を取った後に「経営事項審査(経審)」というステップへ進むことも可能です。
あなたの会社の「未来の段取り」、一緒に始めましょう
これまでの連載をお読みいただき、本当にありがとうございました。書類集めや要件の確認など、「面倒くさそうだな」「うちには無理かな」と思った瞬間もあったかもしれませんでも、その面倒な手続きや、役所とのややこしいやり取りを代わりにすべて引き受け、親方が現場と経営に集中できるようにするために、私たち行政書士がいます。この週末、もし「よし、うちの会社もそろそろ次のステージに進めるか!」と心が決まったら、それが最高のタイミングです。月曜日、新里法務事務所のドアを叩いてみてください。あなたの会社が新しい景色を見るその日まで、私が一番のパートナーとして、全力で引っ張っていきます!
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